言葉使い・あいさつのマナー
「言葉遣いやあいさつのマナー」についてお話をしたいと思います。
目上の人には敬語を使いなさい、と学校で習いました。
この言葉を敬語にするとどういう言い回しになるか、などといった問題が、国語の授業でもありました。
年齢が上がっていくにつれて、先輩や後輩の立場がはっきりしてきて、次第に敬語に慣れていきます。
また、自然とあいさつもできるようになります。
これは成長の証だと思います。
しかし、間違った言葉遣いをしてしまうと、せっかくできていた敬語やあいさつも台無しです。
例えば、「社長、ご苦労様です。」とか、電話対応で社外の人に「部長ですか?いらっしゃいます。」というようなものでしょう。
どこが間違っているかわかりますか?
そうです。
前者の「ご苦労様」は目上の人が目下の人に使う言葉です。
後者は「いらっしゃいます」ではなく、「おります」などと電話の相手を敬い、自分を謙遜して発言する、へりくだった言い方をするのがいいです。
このように、使い慣れた言葉であっても、場によってはふさわしくないものもあります。
社会人経験を長年積んだとしても、なかなか慣れるものではありません。
日々意識していくことが自分の価値を高めていくことにつながると思います。